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佐藤由輝・山本紗佑里「ランドスケープのつづき」

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■ワークショップ 染めの回:Taroハウス 2023年11月26日 (日)11:00 / 15:00 ・参加費 ¥500 ・定員 各回5名 ■ワークショップ 製本の回:ノランナラン 2023年12月10日 (日)11:00 / 15:00 ・参加費 ¥500 ・定員 各回5名 ■ただいも収穫祭での出張製本ワークショップ:高瀬川南市営住宅 2023年12月3日 (日) ・参加費 ¥200 *予約はフライヤーのQRコードから 本ワークショップでは、東九条地域再開発の一環で切り倒された須原通りの樹木を材料として使用します。 かつてこの街をのぞむ景色のかけらであった樹木を廃材として断絶するのではなく、形を変えて誰かの手に還っていくことを目指しています。 漆や染色、製本など複数の物作りの工程にゆるやかに触れながら、変わりゆく風景や季節の記憶の定点を一つの物に置き換え留め置く、あるいはそこから始まり流れてゆくような装置として、1冊の本を作ります。

奥山愛菜「my coaching room マイ コーチング ルーム」@ノランナラン

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隣接するノランナラン(NorangNarang)にて、Taroハウスの改修にも参加した奥山愛菜の個展「my coaching room マイ コーチング ルーム」が開催されます。 2023/11/15(水)〜11/26(日) 月・木休み 開廊時間にご注意下さい。(→ * )

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・ Books x Coffee Sol.  ・ ノランナラン Norang Narang ・ 東九条マダン

京都新聞にTaroハウスの記事掲載

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2023年7月23日(日) 京都新聞朝刊市内版に、Taroハウスと東九条の変化についての記事が掲載されました。 デジタル版( * )にはより多くの写真と記事が掲載されています。 ただし有料会員しか全部読めません。

ココペリ121「仮)いろいろな人の話をきく 第1回 :歩きながら考える、さまよいながら出会う」

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2023年6月12日  17時〜 出演:今福龍太(文化人類学者・批評家)・和崎春日(文化人類学者) 主催: ココペリ121 新著『言葉以前の哲学 戸井田道三論』(新泉社)を刊行した文化人類学者・批評家の今福龍太さんと、京都在住の文化人類学者である和崎春日さんをお招きして対談をおこないました。在野の思想家である戸井田道三について、また今福さんと和崎さんのフィールドワークの旅と「出会い」について、自由にお話しいただきました。 *関係者の会場参加のみのクローズドイベントでした。 (上の写真で話しているのは、ココペリ121理事で臨床哲学の西川勝氏) 今福龍太 (いまふく・りゅうた)文化人類学者・批評家。 1955年東京に生まれ湘南の海辺で育つ。1980年代初頭からメキシコ、カリブ海、アメリカ南西部、ブラジルなどに滞在し調査研究に従事。その後、国内外の大学で教鞭をとりつつ、2002年より奄美・沖縄・台湾を結ぶ群島に遊動的な学び舎を求めて〈奄美自由大学〉を創設し主宰。著書に『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(讀賣文学賞)、『宮沢賢治 デクノボーの叡知』(宮沢賢治賞・角川財団学芸賞)、『ぼくの昆虫学の先生たちへ』など多数。主著『クレオール主義』、『群島-世界論』を含む新旧著作のコレクション《パルティータ》全5巻が2018年に完結。 和崎春日 (わざき・はるか)文化人類学者 1949年生まれ。神奈川大学教授、日本女子大教授、名古屋大学教授、中部大学教授を歴任し、現在中部大学名誉教授、京都精華大学アフリカ・アジア現代文化研究センター顧問。アフリカと日本の都市社会の人類学的研究、特に祭礼・儀礼の都市人類学を専門とする。近年は、日本、中国、韓国、ベトナムなどアジア諸地域とアフリカ大陸の交流の研究を行っている。主著に『大文字の都市人類学的研究 左大文字を中心として』、編著に『アフリカの都市的世界』(松田素二、嶋田義仁共編)、『響きあうフィールド 躍動する世界』など。

吉浦 嘉玲 個展「それぞれ『部屋』を仕立てる、 凝らしの細部・呼吸の熱.」

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吉浦 嘉玲 個展: 「それぞれ『部屋』を仕立てる、 凝らしの細部・呼吸の熱 . 」 日程: 4/14 - 16,  21 - 23 (金・土・日)   時間: 11:00-, 13:00 -, 14:30-, 16:00 -, 17:30- (各回定員5名まで) 会場: Taro house 〒601-8005 京都市南区東九条 西岩本町16-1(駐車場内の二軒の長屋) ※本展示は予約制です。予約方法については、下記の詳細をご確認ください。 ●概要: 約百年前に建てられた古長屋を、建物の歴史を解釈しながら改修した Taro house1 と、前の住民の生活感をそのまま残した Taro house2 の二軒の古長屋が会場です。 本催しはこの隣接する「二つの長屋」を使った、前半・後半の二部構成です。 まず一軒目の長屋では作品の一環として自作の茶棚にてお茶を点前したり、作品・長屋の小話を行ったり、私が一時間ほど鑑賞をおもてなしさせて頂ければと思います。ちょっとしたお土産もあります。 二軒目の長屋は鍵を開けるだけです。ご自由に歩き回って作品・長屋をご鑑賞ください。ただ、一度にたくさんの方をご案内するのが難しいので、各回5名の予約制とさせていただきます。 -------------------------------------------------------------------- ●ご予約の方法: 日程は 4/14, 15, 16, 21, 22, 23(金・土・日) 時間は 11:00-, 13:00-, 14:30-, 16:00-, 17:30- からお選びいただけます。 (※各回定員5名まで) 専用フォーム: https://forms.gle/1Vu7STQHN6T23Wgm6  からご予約いただくか、 作家の連絡先(メール: kaiyoshiura@gmail.com )に、連絡してご予約ください。 その際、「予約者の氏名(代表者のみ)・人数」「参加希望の日程・時間」をご連絡ください。 メールにてご予約の場合は、予約状況によって別

当日予約も承っております。/ 吉浦 嘉玲 個展「それぞれ『部屋』を仕立てる、 凝らしの細部・呼吸の熱.」

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  吉浦 嘉玲の個展・催し 《 ※ 》 ですが、当日予約も可能です。 会場入り口に、その日の予約状況を書いた黒板を設置しました。 黒板に名前を記入し、開始時間に会場前にお越しください。

ごあいさつ / 吉浦 嘉玲 個展「それぞれ『部屋』を仕立てる、 凝らしの細部・呼吸の熱.」

  こんにちは。この度「Taro house」二軒で個展・催しを行わせて頂きます、吉浦 嘉玲(よしうら かい)です。 本展示・催しは予約制です。予約の方法・展示の詳細はこのブログの掲載の展示情報 《 ※ 》 をご覧ください。 みなさまのご参加お待ちしております。 ●ごあいさつ:  はじめましての方は、はじめまして。吉浦 嘉玲 (よしうら かい) と申します。京都の借家で作品を作っては、発表している者です。作品では食えてませんので、福祉関係のアルバイトをしながら生活しています。この度、京都駅近くの「二軒の長屋」にて個展を開催することになりましたので、ご招待させていただきます。 私がどういう作品を作ってきたかは招待状の裏にウェブサイトのリンクなどがありますが、見てもらえないと思うので少し話します。私、廃棄物の山につっこんだり、道端に転がっている不能そうだと思った日用品を棚に並べたり、エレベーターに偽のスイッチを設置してそれを押した人には飴をあげるなど、パフォーマンスや日用品を使って空間・状況を作品として作ってきました。最近では、踵や指を版にして版画をしたり、古い家財を解体して日用品を並べるための陳列棚を作ったり、建築模型を模して日用品をおままごとみたいに並べたり、気になる色や形や柄をグリッドの上に並べたり、ある配置に感心して目の前を写真におさめたりと、「 五種のシリーズ 」を主に作っております。最近は、湿度に興味があります。 今回ご招待する展示・催しでは、まず一軒目の長屋で自作の茶棚にてお茶を点前したり、作品・長屋の小話をしたり、私が一時間ほど鑑賞をおもてなしさせて頂ければと思います。ちょっとしたお土産もあります。二軒目の長屋は鍵を開けるだけです。ご自由に歩き回ってください。ただ、一度にたくさんの方をご案内するのが難しいので、5名の予約制とさせていただきます。 会場となる二軒の長屋は百年近く前に建てられたものです。最初に案内する一軒目は、井上明彦 氏がいっぱい動いて、建物の歴史を解釈しながら改修されました。 建てられた頃の百年前の土壁を掘り出し晒しつつ、化粧ベニヤや壁紙シールがベタベタと貼られた昭和風のダイニングキッチンはあえて残したり。たまたま床下で見つけ黒い土を壁に塗ったりしながら改修したそうです。そういえば、私は湿度とともに埃に興味があるのですが、彼もまた埃を探し

中村景月 研究報告会

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中村景月 研究報告会 「都市(まち)を<分解>する 高瀬川おそうじ〜バタヤと寄せ屋〜Taroハウス」 2023/3/26(日)13:00〜 [内容] 川をさらってそうじすること。廃品を生活の糧にすること。古い家屋に息を吹き込むこと。それぞれ、全く違う営みのように見えるかもしれません。でも、それらは<分解>という行為としてみてみると、深く関わり合っています。 報告者はこれまで「東九条まちづくり連絡会」や「東九条 空の下写真展」にも関わるかたわら、この地域の歴史に関する研究をおこなってきました。この報告会ではバタヤと寄せ屋やTaroハウス周辺の歴史などについて、これまでの研究成果を交えて報告いたします。 ご参加いただける皆さんとは、高瀬川おそうじとTaroハウスとのあいだを迂回・徘徊しながら、この二つの実践の関係を考える場と時間を共有できればと考えています。 (京都大学博士課程 中村景月)

ココペリ121

ココペリ121 「2年前、ハザ(Haza)は東九条で生まれた〜出版社構想に至るまで」 2023年3月21日(火) 13:30〜18:00 第1部 :13:30~15:00(質疑応答:14:45〜15:00) テーマ:「とつとつダンス」の魅力に迫る 映像鑑賞:『とつとつダンス』 撮影製作:久保田テツさん トーク:久保田テツさん・西川勝さん 休憩なし 第2部 :15:00頃~16:10(質疑応答含む) テーマ:矢野裕昭さんのカンボジア滞在記 映像鑑賞:カンボジア2015年(15分+19分) 撮影製作:宮田アディッティア陽介さん・高橋鉄心さん スライドショー:カンボジア&ネパール(11分) トーク:矢野さん・枚田さん(同行ヘルパー)・宮田さん 休憩:16:10〜16:25   第3部 :16:25頃~17:30頃 テーマ:《ハザ(Haza)を生んだあの2年前を振り返る》 映像鑑賞:(30分) コメント:西川勝さん・野間秀樹さん・アサノさん・長見

伊藤きく代 個展

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伊藤きく代 個展「チープオブジェクト」   2023/1/14(土)・15(日)・16(月) 伊藤きく代 Kikuyo Ito 京都市立芸術大学美術研究科油画専攻修士課程1回生

東九条アンサンブル Higashi-Kujo Ensemble

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東九条アンサンブル は、Taroハウスをはじめ、東九条の複数の場所で開催された小さな芸術祭でした。 会期:2022/10/28(金)〜11/6(日) 10:00〜17:00 会場:Taroハウス、ノランナラン、京都市地域・多文化交流ネットワークセンター、Books x Coffee Sol.、 HAPS HOUSE 、元・陶化小学校( 東九条マダン ) 参加アーティスト:野村由香、西嶋夏海、玉井静穂、山本紗佑里、フベン、宇山心奈、やんそる (各アーティストについては 東九条アンサンブルHP 参照) Taroハウス1 山本紗佑里、玉井静穂、野村由香 Taroハウス 2 西嶋夏海

Taroハウス 概要

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Taroハウスは、 ノランナラン に次いで、 Books×Coffee Sol. のやんそるさんがプロデュースするオルタナティブ・スペースです。 もとの建物は、百年前の大正末期に建てられた古長屋。京都駅から八条通りを東へ徒歩約5分、河原町通から一筋西の通りを下がった駐車場の一角にあります。2022年7〜10月に改修し、2022年10月28日、小さな芸術祭「 東九条アンサンブル 」の会場の一つとしてオープンしました。(→ Google Map ) 大きく改修された東側の Taroハウス1 と、以前のベニヤ張り洋室の状態をほぼそのまま残した西側の Taroハウス2 の2棟からなり、2つまとめて Taroハウス と称します。 Taroハウス1  Taroハウス2 作品展示や上映会、研究会やワークショップ、小さな音楽会やパフォーマンスにも使えます。 住所:〒601-8005 京都市南区東九条西岩本町16-1 *見学や利用相談は、 Books x Coffee Sol. まで(tel.075-200-6855)

about Taro House

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Taroハウスは、ノランナランに次いで、Books×Coffee Sol.のやんそるさんがプロデュースするオルタナティブ・スペースです。 3軒長屋のうち東側の2軒がそれで、Taroハウス1と2からなります。 この長屋の古い部分は、東九条に残る同種の建物として最古参で、百年前の大正末期に建てられました。もともとは、近くの肥料工場で働く労働者の住宅用に建てられたもので、二部屋だけの狭い長屋が密集する地区でした。 今ある炊事場の左手にかまどがあって、その煙の煤が壁を真っ黒にしています。水道もなく、水は井戸から汲んでいました。古材を使い回した屋根下の小屋組みに昔の大工技術が見られますが、戦後の高度成長期に日本中をおおった偽洋室化の波に呑まれ、土壁や木の柱は壁紙シールや化粧ベニヤにおおわれ、竿縁天井は化粧ボードに取って代わられました。 Taroハウス1のリノベーションはそれらの「皮」を剥ぐ方向で行いましたが、土壁の復元を模索するうち、床下の地面から九条土を発見しました。 九条土 は極少量採れる「幻の土」と言われる濃い灰色の左官塗り土です。Taroハウスの土壁には、掘り出した九条土とそれにわずかの墨を加えた土を塗り、大地につなぎ直しています。 一方、下地材の胴縁や塗装跡など、昔の施工プロセスの一部を残すとともに、増築されたダイニングキッチン部分はベニヤ張りのまま残しています。Taroハウス2の方はほとんど手を付けず、かつての生活感を色濃く残しているので、両家屋を通して昭和期の日本の住環境の変化や断層が味わえるでしょう。 昔は周囲に同種の長屋が密集していたので火事も多く、何度かの火災でだんだんと家が減りました。今はその跡が駐車場になっています。駐車場の余白にも見えない時空の断層が走っています。(井上明彦) 作業協力:やんそる、中谷正人、野村由香、山本紗佑里、西嶋夏海、佐々木萌水、佐藤由輝、奥山愛菜、前田香奈、黒崎茜 Taroハウス1 Taroハウス2 2022/6/5 ■Taroハウス1 リノベーションの記録 tarohouse renovation.pdf (16.3MB)

Taroハウス1 図面

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Taroハウス1 図面