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3月, 2023の投稿を表示しています

中村景月 研究報告会

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中村景月 研究報告会 「都市(まち)を<分解>する 高瀬川おそうじ〜バタヤと寄せ屋〜Taroハウス」 2023/3/26(日)13:00〜 [内容] 川をさらってそうじすること。廃品を生活の糧にすること。古い家屋に息を吹き込むこと。それぞれ、全く違う営みのように見えるかもしれません。でも、それらは<分解>という行為としてみてみると、深く関わり合っています。 報告者はこれまで「東九条まちづくり連絡会」や「東九条 空の下写真展」にも関わるかたわら、この地域の歴史に関する研究をおこなってきました。この報告会ではバタヤと寄せ屋やTaroハウス周辺の歴史などについて、これまでの研究成果を交えて報告いたします。 ご参加いただける皆さんとは、高瀬川おそうじとTaroハウスとのあいだを迂回・徘徊しながら、この二つの実践の関係を考える場と時間を共有できればと考えています。 (京都大学博士課程 中村景月)

ココペリ121

ココペリ121 「2年前、ハザ(Haza)は東九条で生まれた〜出版社構想に至るまで」 2023年3月21日(火) 13:30〜18:00 第1部 :13:30~15:00(質疑応答:14:45〜15:00) テーマ:「とつとつダンス」の魅力に迫る 映像鑑賞:『とつとつダンス』 撮影製作:久保田テツさん トーク:久保田テツさん・西川勝さん 休憩なし 第2部 :15:00頃~16:10(質疑応答含む) テーマ:矢野裕昭さんのカンボジア滞在記 映像鑑賞:カンボジア2015年(15分+19分) 撮影製作:宮田アディッティア陽介さん・高橋鉄心さん スライドショー:カンボジア&ネパール(11分) トーク:矢野さん・枚田さん(同行ヘルパー)・宮田さん 休憩:16:10〜16:25   第3部 :16:25頃~17:30頃 テーマ:《ハザ(Haza)を生んだあの2年前を振り返る》 映像鑑賞:(30分) コメント:西川勝さん・野間秀樹さん・アサノさん・長見

伊藤きく代 個展

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伊藤きく代 個展「チープオブジェクト」   2023/1/14(土)・15(日)・16(月) 伊藤きく代 Kikuyo Ito 京都市立芸術大学美術研究科油画専攻修士課程1回生

東九条アンサンブル Higashi-Kujo Ensemble

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東九条アンサンブル は、Taroハウスをはじめ、東九条の複数の場所で開催された小さな芸術祭でした。 会期:2022/10/28(金)〜11/6(日) 10:00〜17:00 会場:Taroハウス、ノランナラン、京都市地域・多文化交流ネットワークセンター、Books x Coffee Sol.、 HAPS HOUSE 、元・陶化小学校( 東九条マダン ) 参加アーティスト:野村由香、西嶋夏海、玉井静穂、山本紗佑里、フベン、宇山心奈、やんそる (各アーティストについては 東九条アンサンブルHP 参照) Taroハウス1 山本紗佑里、玉井静穂、野村由香 Taroハウス 2 西嶋夏海

Taroハウス 概要

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Taroハウスは、 ノランナラン に次いで、 Books×Coffee Sol. のやんそるさんがプロデュースするオルタナティブ・スペースです。 もとの建物は、百年前の大正末期に建てられた古長屋。京都駅から八条通りを東へ徒歩約5分、河原町通から一筋西の通りを下がった駐車場の一角にあります。2022年7〜10月に改修し、2022年10月28日、小さな芸術祭「 東九条アンサンブル 」の会場の一つとしてオープンしました。(→ Google Map ) 大きく改修された東側の Taroハウス1 と、以前のベニヤ張り洋室の状態をほぼそのまま残した西側の Taroハウス2 の2棟からなり、2つまとめて Taroハウス と称します。 Taroハウス1  Taroハウス2 作品展示や上映会、研究会やワークショップ、小さな音楽会やパフォーマンスにも使えます。 住所:〒601-8005 京都市南区東九条西岩本町16-1 *見学や利用相談は、 Books x Coffee Sol. まで(tel.075-200-6855)

about Taro House

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Taroハウスは、ノランナランに次いで、Books×Coffee Sol.のやんそるさんがプロデュースするオルタナティブ・スペースです。 3軒長屋のうち東側の2軒がそれで、Taroハウス1と2からなります。 この長屋の古い部分は、東九条に残る同種の建物として最古参で、百年前の大正末期に建てられました。もともとは、近くの肥料工場で働く労働者の住宅用に建てられたもので、二部屋だけの狭い長屋が密集する地区でした。 今ある炊事場の左手にかまどがあって、その煙の煤が壁を真っ黒にしています。水道もなく、水は井戸から汲んでいました。古材を使い回した屋根下の小屋組みに昔の大工技術が見られますが、戦後の高度成長期に日本中をおおった偽洋室化の波に呑まれ、土壁や木の柱は壁紙シールや化粧ベニヤにおおわれ、竿縁天井は化粧ボードに取って代わられました。 Taroハウス1のリノベーションはそれらの「皮」を剥ぐ方向で行いましたが、土壁の復元を模索するうち、床下の地面から九条土を発見しました。 九条土 は極少量採れる「幻の土」と言われる濃い灰色の左官塗り土です。Taroハウスの土壁には、掘り出した九条土とそれにわずかの墨を加えた土を塗り、大地につなぎ直しています。 一方、下地材の胴縁や塗装跡など、昔の施工プロセスの一部を残すとともに、増築されたダイニングキッチン部分はベニヤ張りのまま残しています。Taroハウス2の方はほとんど手を付けず、かつての生活感を色濃く残しているので、両家屋を通して昭和期の日本の住環境の変化や断層が味わえるでしょう。 昔は周囲に同種の長屋が密集していたので火事も多く、何度かの火災でだんだんと家が減りました。今はその跡が駐車場になっています。駐車場の余白にも見えない時空の断層が走っています。(井上明彦) 作業協力:やんそる、中谷正人、野村由香、山本紗佑里、西嶋夏海、佐々木萌水、佐藤由輝、奥山愛菜、前田香奈、黒崎茜 Taroハウス1 Taroハウス2 2022/6/5 ■Taroハウス1 リノベーションの記録 tarohouse renovation.pdf (16.3MB)

Taroハウス1 図面

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Taroハウス1 図面

Taroハウス2 図面

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Taroハウス2 図面