「犬、食べる?」ブラームスギターと朗読のコンサート+トークセッション(報告)

2024/6/1(土)・6/2(日) 

演奏と朗読
ジョゼフ・エーレンプライス : ブラームスギター 
藤家溪子:作曲・朗読

プレイベント(無料)
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA 2F キュレトリアル・ラボ前
15:00〜15:40 ブラームスギターと朗読のミニコンサート・展示

メイン・イベント(大人1000円・学生500円・中学生以下無料)
Taro-house
16:00〜17:00 ブラームスギターと朗読のコンサート・展示
17:00〜18:00 トークセッション+会場フリートーク
 
トークセッション司会進行:佐藤知久(京都芸大芸術資源研究センター教授) 

主催:Norang Narang(代表:ヤンソル)
京都市立芸術大学移転記念事業[Floating and Flowing──新しい生態系を育む「対話」のために]連携企画
助成:京都府文化力チャレンジ補助事業(予定) 

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Do you eat a dog ? 
Concert of Brahms-guitar and recitation with discussion 

play and recitation:
Joseph Ehrenpreis : Brahms-guitar 
Keiko Fuijiie: composition and recitation 

Pre-event (free) 
at 2nd floor of Gallery@KCUA, Kyoto City University of Arts 
15:00〜15:40 

Main-event (admission 1000 yen) 
at Taro-house 
16:00〜17:00 concert and ritation 
17:00〜18:00 discussion ( chairmanship by Tomohisa Sato ) 

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準備 5/31(Taro house)

・長椅子、椅子、テーブル、スクリーン、プロジェクター、映像テスト、モバイルWiFi等設営 ・ジョゼフ・エーレンプライス Joseph Ehrenpreise による音だしと練習
 (天井板がなく、屋根裏の野地板がむき出しで板床と土壁のTarohouseは、意外にもギターの繊細な響きに適した音響効果があることがわかる。) 

壁全面にスクリーンをおろし、映像と音のテスト。 

ブラームスギターの音だしをするジョゼフ。



浅田香苗《ミモ》(紙に水彩、額装)

浅田香苗と井上明彦の絵とスケッチ、藤浩志の「ヤセ犬」による「イヌ場」 

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6/1日(土)1日目 

プレイベント(京都芸大ギャラリー@KCUA 2階) 

*曲目はプログラム参照。

藤家溪子によるブルキナファソでの犬肉食の経緯を物語る絵本の朗読

なんとジュラ語で唄う藤家溪子。現地の人々も驚かせたという。

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メインイベント(Taro house)  

藤家溪子による映像 The Red Well(Boulmiougou)*から始まる。

ブラームスギターの演奏と朗読がからまりあって進行する

ブラームスギターについている共鳴箱

会場の様子

浅田香苗の絵によるインドネシアの犬「ネモ」の物語* 

トークセッション(司会進行:京芸・芸術資源研究センター教授佐藤知久先生)

幅広い世代や分野の人々から食をめぐる話題が提起され、活発な議論が続いた。


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6/2日(日)2日目 

プレイベント(京都芸大ギャラリー@KCUA 2階) 

6/2 来場者が多く椅子が用意された。

Joseph Ehrenpreisによるブラームスギターの演奏

藤家溪子 絵本朗読「食べることは罪ですか?」

藤家溪子が歌う(中村典子作「川のほとりのこもりうた」)

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メインイベント(Taro house)  

ブラームスギターが古長屋を改修した小さな会場に響き渡る。
人であふれるかつての家屋は奏者と聴衆のかつてない親密なつながりを生んだ。

6/2 トークセッション

異文化の地での音楽活動を巡って音楽家たちの議論が繰り広げられ、
音楽作品が生まれる多様な背景を知る希有の機会となった。 


*メインイベントは有料としたため、受付や来場者対応などで、ノランナランに関わる野口京子さんや若手作家の野村由香さん、佐藤由輝さん、玉井静穂さんらに協力いただきました。Taroハウスでは初めての(空前絶後の?)音楽会でした。

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ドキュメントと資料

プログラム 

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演奏と朗読

プレイベント(2日目)から



メインベント(2日目)から



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映像作品 The Red Well (Boulmiougou) - to the beautiful days



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藤家溪子「食べることは罪ですか?」 プレイベント絵本朗読原稿


 
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ネモの物語(浅田香苗)

(井上明彦が代読)


*浅田香苗:2000年京都芸大大学院の版画専攻修了後、インドネシア国立芸術大学に留学。その後は主に水彩画を中心に活動を続ける。生まれつき聴こえないことから、違うもの同士が共存するということを考え続けている。


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*Tarohouse で行われた初めての音楽会である本事業は、小規模とはいえ、演奏の形態や内容、場所性の面でも、また朗読や作品展示などさまざまな芸術活動と対話の場が複合する面でも、さらに人間と生きものの関係を人類学的な視野から見直すテーマ性の面でも、特異で独創的なものでした。よってその内容を広く共有可能にすることは重要と考え、演奏とトークセッションの内容をアーカイブしたウェブサイトを作成しています。
(URL: https://inuwotaberu-1.jimdosite.com )


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